がん治療に参加しませんか

白血病から社会復帰をされている方も散見されますが、白血病の種類によっては現在でも治療が難しく、治癒できず、残念ながら亡くなる方も多いのが現実です。

現在、白血病を含む「がん」の進行を促進するタンパク質を特定し、治療薬の開発に役立てようというプログラムが進行中です。みなさんのパソコンの遊び時間を利用することで、このプログラムに参加が可能ですので、是非、ご参加ください。

このプログラムは米国がん研究基金の資金提供のもと、英国のオックスフォード大学が主体となって推進されています。
  オックスフォード大学の解説ページ
   http://www.chem.ox.ac.uk/curecancer.html
  米国がん研究基金の解説ページ
   http://www.nfcr.org/Default.aspx?tabid=274

このプログラムではグリッド・コンピューティング技術を駆使して、ネットワークを介して参加者のPCに分散処理をさせることで、仮想的に高性能コンピュータを形成するものです。
グリッド・コンピューティングではSETI電波望遠鏡のデータを分析することにより地球外生命体を探査するプロジェクト)が有名ですが、こちらはスクリーンセーバーの範囲でのみ稼動します。
http://www.planetary.or.jp/setiathome/home_japanese.html

これに対してこのがん研究に利用されているグリッド・コンピューティングシステム(UD Agent)は、そのままの設定ではパソコンの計算余力をすべて使いますので、設定でスクリーンセーバー稼動時のみ、参加する設定にするのが現実的かと思います。(CPUが100%稼動し、冷却ファンが回りっぱなしになります)

<必要なソフトウェアのダウンロードはこちらから>
米国がん研究基金のDLページ
  http://www.nfcr.org/Default.aspx?tabid=274
United Devices社の解説・DLページ
  http://www.grid.org/projects/cancer/

今のところ、関連サイトは英語のみですが、目を通していただけましたら幸いです。