コロンボの元旦

Galle Face Hotelの日没

 実質3日目は元旦。
 朝、双方の実家にSkype Outでお年賀の電話。
 お昼前に日本ばしオーナー氏の自宅に伺い、「おせち」をいただく。真夏のお節は98年1月のシンガポール以来。
 スリランカでは元旦は祝日ではなく通常のビジネスデーと聞き、大いに驚く。全く知らなかった。。。みんな明け方までドンチャン騒ぎをしていたため、どの会社も午前中はまったく仕事にならないらしい。

 夕方、インド洋に沈む夕日を見物するためGalle Face Hotelに行く。1864年創業のコロニアル調ホテルで、たたずまいはシンガポールのRaffles Hotelに近い。
日没は18時。最後に少しだけ雲がかかったが、やはりコロンボの夕日は美しい。昔、インターコンチネンタル・ホテル(中央銀行爆破事件の際、大破)辺りの路上から見た日没を思い出す。

 沖合いでずっとうーろうーろしている小船がいるため、よく見てみると機関砲を2門装備した警備艇。Galle Face Hotelの南隣には5階立ての「監視塔」があり、機関砲(機関銃ではない)銃座に3人ほどが詰めていた。無粋なこと、この上ない。
 夜は、徒歩でGalle Roadを渡って、警備兵数名を横目に見ながら、Galle Face Terraceへ。鶏のつくね鍋と再び反則技カレーの夕食。

<後で聞いた話>
 元旦の朝、コロンボ市内の寺院でタミール人国会議員(UNP所属)が銃撃され死亡、つまり暗殺。しかし銃撃とはかなり珍しい。そういえば、夜、TVでラニール(UNPリーダー)が多く映っていた。やはりこういう場所ではBBCニュースをきちんと見る必要がある。